選挙、行きますか?

いよいよ参議院選挙まであと10日。
選挙が近づき、盛り上がっているのは街頭演説だけではありません。いま注目すべきは、学校です!

今日の朝日新聞朝刊にも、大きな記事が載っていましたが、全国各地の学校で「模擬投票」や「マニフェスト提案」がされています。


記事では、DEARともお付き合いの深い杉浦先生(立命館宇治高校)と風巻先生(神奈川県立麻生高校)の授業が紹介されています。高校生のマニフェスト、弱者への視点があり、かつ、未来志向でいい感じです。面白かった部分をちょっと引用。

“高校1年の西村さんは「子どもの権利条約を広報して」と提案したが、(参加した議員から)「権利と義務のバランスが必要」と「×」の札も上がった。「結構ショック。でも、逆に10代の意見を伝えておかないと、と思った」”

この議員さん、子どもの権利条約に「締約国は、この条約において認められる権利の実現のため、すべての適当な立法措置、行政措置その他の措置を講ずる」って書いてあるの知ってるのかぁ‥。なんて思ったり。この生徒のいうように、ほんと、「子どもの意見を伝えておかないと」。

学校模擬投票のノウハウは、NPO「模擬選挙推進ネットワーク」のサイトに、とってもプラクティカルにまとめられていますので、これからやってみよう!という方はぜひ参考にしてください。

また、マニフェストの読み方でお悩みの方にひとつの視点をご紹介します。
世界中から貧困をなくす」ことに熱心な政党は、どこだろう?
DEARも団体会員として参加している「動く→動かす」が実施した政党へのアンケート結果が掲載されています。ODA(政府開発援助)に対する考え方の違いが出ていて、なかなか興味深いですよ。
(八木)

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