2013年6月28日金曜日

鎌倉女学院高校でパーム油のワークショップ

こんにちは。ボランティアの逆瀬川(サカセガワ)です。
不安定な天気が続きますね。早く梅雨があけることを切に願う今日この頃。

さて、私は先日、鎌倉女学院高校の「フィールドワーク国際セミナー」にお邪魔させていただき、パーム油のワークショップを行ってきました。


高校1年生全員が湘南国際村センター(三浦郡葉山町)で、複数のワークショップを通して地球的課題について学ぶこの1泊2日のイベントに、毎年DEARも講師として参加しています。昨年もワークショップを実施し、その積極的な態度に驚きましたが、今年の高校生は、昨年よりさらにレベルアップしている感じがしました。


パーム油生産についての開発計画を考えるロールプレイングでは、環境アセスメントや人工プラントの活用などの意見が出て、高校1年生とは思えない議論が展開されました。グループワークもとても上手で、深く考えられているとともに、ユーモアもある意見がたくさんでてきました。
高校生の学ぶ姿勢にはいつも感心させられます。普段のどのような授業をしているか、とても気になりました。

最後の感想では、大学生になったら自分も何かしてみたい!と書いてくれた人もいてとてもうれしかったです。

個人的には反省しなければならない点がまだまだありますが、とても楽しい時間を過ごせました。

では、これから私のあまり得意ではない夏がはじまりますが、女子高生からもらったパワーをバネに頑張りたいと思います。


参加した高校生の感想から
  • 今までは森を壊して開発したい人と環境への影響のジレンマしか知らなかったが、先住民でも街に出たい人や森を守りたい人など、多種多様な人が存在するんだと知った。皆が平等に便利で、平等に我慢できるような風潮をつくらなければ、目先の利益に振り回され続けていくだけかもしれない。
  • 学んだことがありすぎて、書ききれないです。今日一番大事だと思ったのは、たくさんの人が意見を出すということです。たった6人の班でも、あれだけ意見が出たので、国レベルでおこなうともっといい案が出ると思いました。今日出た案だけでも、国連などに送りつけたらいいんじゃないかな?と思いました。
  • 個人でできることは限りがあると、何かを実行する前からあきらめるということがよくあったけど、このワークショップで様々な案が出て、自分にも少しずつでもできることがあるのだと感じた。ただ、わかっていても実行しなくては意味がないので、とりあえず、家族や知り合いに学んだことを伝えるということからはじめたい。
  • わたしたちの毎日の生活が発展途上国のより一層の貧困につながることがよくわかった。今回は「パーム油」という一つの事例で考えたが、ほかの食品や生産物も同じだと思う。商品を買う時に、表示等をみて、できるだけ自分のできる範囲で環境に負荷を与えないようなものを選んでいこうと思った。
  • 実際に今回とりあげた村のようなところへ行き、現地で深く考えたいと思いました。意見の対立する人同士で話し合うのはとても難しいことだと思うけれど、どちらの意見も尊重すべきだと感じました。
  • お菓子の原材料名などで植物油脂(パーム油)という表示は見たことがあったけれど、このような問題があるとは知りませんでした。ただの油だと思っていたので、収穫が大変だったりすることに驚きました。熱帯雨林が減少しているのは、日本などがパーム油を大量に消費しているからでもあるんだと思いました。
  • 様々な立場のいろいろな意見の人が対立したり、からみ合っているということが分かりました。難しくてすぐに簡単には解決できないけど、とりあえず今は「勉強する」「知る」ということが一番大切だなと思いました。
(逆瀬川)

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