ヨハネスブルグ会議1日目

11月11日、12日は、DEEEP、CONCORD、CIVICUS、GCAPが共催する「ヨハネスブルグ会議」が行われた。
タイトルは「Building a global citizens movement」
全体の目的は、より公正な社会をつくるための市民の国際的な連帯を始める事である。


世界中からの参加者総勢200名近くが集った。
色々な人の顔を見ているだけでも面白い。


最初に今回の会議の趣旨が話された。
今までの社会の枠組みを変えていくために、いろいろチャレンジしたいこと、参加型で行なうことなどが伝えられた。
そして、主催者の方々の挨拶のあと、参加者同士の参加者の自己紹介(speed dating、向かい合った人と3分で自己紹介し、交代していく方法)、基調講演と続いた。
基調講演は、ナイジェリアのBayo Akomolafeさん。
詩人でもある彼が、自分のはじめての娘が生まれた感動から話が始まり、先進国が進めている開発を目指していくことへの疑問、効率主義の発想を変えていくことの必要性が話された。
もっと、スローダウンして、頭ではなく、心で感じていくこと、などが話された。
詩的な表現を上手く使いながら、みんなを引き込んでいた。

昼食の後は、「Open Space」といって、参加者から話し合いたいテーマを出してもらい、それに参加したい人が、参加する手法。
20くらいのテーマが出され、それぞれ10人くらいのグループになった。
私は、「Greed or Growth?/欲と成長について考える」というテーマのところに行った。




参加者は15人くらい。それぞれの意見を交わした。
アメリカの青年が、例えば、ユニバーサルなベーシックインカムを導入したらどうか?と言ったのに対して、アフリカ勢は猛反対。誰がその所得を決めてどのように管理するのか、を考えないと非現実だという。
フィンランドの人は、自国の税の高さを大変であるが、ヒントにはなるのでは、と紹介した。
欲というと個人の欲のように考えてしまうが、集合的に考えないといけない、とウガンダの参加者がいう。
大量消費の概念は、どこから来ているのか、政治腐敗や、多国籍企業へ公的資金が流れている現状をなんとかしないといけない、などの議論が繰り広げられた。
政治が機能していない、というのは、途上国だけではなく、先進国も問題であり、私は、日本の今の原発の問題を説明した。
原発については、いろいろな国で関心があるようで、実際に南アフリカにも原発はある。ドイツの活動家や、ジンバブエのNGOスタッフも、日本での状況に関心を持ってくれた。
結局話し合いは、明日に持ち越された。

その後、また小さなグループで話し合いが持たれ、私は「global commons」のグループに参加した。
グローバルコモンズとはなにか、それをどのように守っていくのか、という議論も面白く、先ほどの議論とつながるものであった。

会議で話されていることは、「ヨハネスブルグ宣言」に反映させるべく、壁にはそれぞれの案に対して、意見が書かれ、それに対して、賛成、反対がシールで示されるなど、みんなが参加できる仕組みができていた。
議論は明日も続く。



(中村)

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