「モスクへ行こう!~今知りたい、バングラデシュ~」に参加しました

先日、シェア・ザ・プラネットシャプラニール=市民による海外協力の会主催の「モスクへ行こう!~今知りたい、バングラデシュ~」にDEARスタッフの伊藤と横山が参加してきました。

このイベントは、7月1日にバングラデシュの首都ダッカで起きた襲撃事件をうけ、日本に暮らす人々がバングラデシュやイスラム教をゆがんだイメージで捉えてしまうことのないよう、イスラム文化に直接触れ、理解を深めるために開催されました。

かねてからモスクに行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか一歩を踏み出せていませんでした。今回の心痛む事件が起こり、改めてイスラム教のことやバングラディッシュの人々の声を知りたい、と思っていたところに、このイベントが開催されることになり、色んな想いを胸に参加させていただきました。

会場は、東京・代々木の東京ジャーミィです。モスクの外観や内装は「美しい」という言葉だけでは言い表せず、イスラム文化に裏打ちされたとても荘厳な作りで、入った瞬間に独特の空間が心を落ち着かせてくれる場所でした。
東京ジャーミィは普段から見学を受け付けています
まず、青年海外協力隊をはじめ、日本でベンガル語を教えてきたアザド・ムンシさんから、バングラデシュの歴史的背景について、イスラム教徒とヒンズー教の宗教的対立によるインドからの独立や、東西での言語を巡る争いなどの観点からお話しいただきました。

その後、バングラデシュで起きた事件について言及される際、最初に口から出された言葉は、「バングラデシュ人として、恥ずかしい、みんなショックを受けている。二度と起きてはいけない」という言葉でした。事件に対する思いが深く、重く伝わりました。

そして、バングラデシュから見るこの事件は、国が抱えている問題が露呈したものであり、急な経済発展の中で成果主義が蔓延し、子どもにとって本当に大事なことが忘れられてしまっていたのではないか…。というお話しを聞いた時に、これは日本の社会や教育が抱える問題とも重なると思いました。

シェア・ザ・プラネットの筒井哲朗さん(DEAR理事)からは、今回の事件に係り、政治、援助、西洋とイスラムの対立、子どもの環境と経済発展の観点からお話しいただきました。

また、東京ジャーミイの下山さんにイスラム教についての説明と、モスクをご案内いただきました。

礼拝堂も見学することができ、礼拝の作法も教わり、実際に礼拝をしている方を間近で見ることもできました。貴重なお話を聞くと共に、イスラムの文化を直に感じることができ、自分が知らない文化を学ぶこと・ちがう文化の人たちの気持ちを尊重することの大切さを改めて考えさせてくれました。

今回の事件により、現地スタッフへの対応等で大変ご多用のところ、イベントを開催くださったシャプラニールのスタッフの皆さんには、貴重な機会をご提供くださったことに心より感謝しております。
(伊藤・横山)

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