【祝・W受賞!】消費者教育教材資料表彰の受賞式に行ってきました

こんにちは。事務局の八木です。

このたび、教材『写真で学ぼう!地球の食卓 学習プラン10』が、(公財)消費者教育支援センター主催の消費者教育教材資料表彰2017の「内閣府特命担当大臣賞」を、そして、『コーヒーカップの向こう側』が「優秀賞」を受賞しました。

6月26日(月)に開催された「消費者教育シンポジウム」で受賞式が開催されるということで、理事の上條、本山と八木の3名で出席してきました。
「W受賞!うれしい!」左より、上條、本山、八木です。
まずは、表彰式。本山が『コーヒーカップの向こう側』の優秀賞表彰状をいただき、最後に上條が、松本純大臣から『写真で学ぼう!地球の食卓』の大臣賞の表彰状をいただきました。
「先進国の食卓には、みんなコカコーラやファストフードがあるんだな」と大臣。写真をよく見てくださってます。
受賞者のみなさんとご一緒に。後列右から4番目が理事の本山です。
受賞式の後には、大臣と審査委員長の東珠実先生(椙山女学園大学)から講評をいただきました。


大臣からは以下のコメントをいただきました。

「受賞作品となった『写真で学ぼう! 地球の食卓 学習プラン10』は、世界各地の家族が食べる、一週間分の食料の写真を基にした教材です。身近な「食」を手掛かりに、文化や宗教の多様性、エネルギー、ごみなどの様々な問題について学ぶことができる、大変優れた作品であると評価しております」

「食品ロスやごみ問題への対応に代表される持続可能な消費食の安全地産地消など、「食」をめぐる課題や取組は数多く、消費者教育の中でも特に重要な分野の一つであると認識しております。その意味でも、今回の受賞作品は時宜に適った、表彰にふさわしい作品であったと思います」


東先生からは、「何よりも、教員の裁量による自由度が高く、使いやすい。あらゆる教科や場面で、使ってみようかなという気になる教材」そして「アクティブラーニングに適している。考える・話し合う・共感する、そして、自分の行動を変える機会になる教材」とのお話しでした。

会場では、各地の消費者センターの方々にお声かけいただきました。講師派遣や教材の活用方法についてのご相談もたくさん!うれしいことです。


消費者市民教育と開発教育は、目指していることがとても近いのですが、開発教育が長年取り組んできた「参加型学習」、そして、「知り→考え→行動する(学習者が変容する)」というサイクルが、改めて高く評価をされる機会となった思います。

教材作成にあたり、寄付や助成でご支援くださった皆さま、教材作成メンバーの皆さま、そして、教材をご活用くださっている皆さまに、改めて感謝申し上げます。
(報告:八木亜紀子)

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