入門講座「パーム油のはなし」をやってみて

こんにちは、ボランティアの木村です。

去る6月23日(金)、私は初めて入門講座のファシリテーターを担当しました。ワークショップは「パーム油のはなし」。私がDEARを知るきっかけになった講座です。

参加者からは「キム姉」というあだ名で呼んでもらいました
私は去年の9月にたまたまDEARの入門講座に参加して開発教育の面白さに感動し、その場でボランティアに名乗り出ました。

それから何度も講師派遣や入門講座に同行させてもらい、その度に開発教育や、参加者が参加型学習を通して考えをめぐらす流れのおもしろさ、ファシリテーションの重要性とDEARスタッフのファシリテーション技術の高さを目の当たりにし、「いつか私もこんな風にワークショップを回す側をやってみたい」とひそかに思っていました。そしてついに、自分がファシリテーションをやる側になったのです。

当日は緊張して、工程を飛ばしたりしどろもどろになることもありましたが、無事成功に終わり、アンケートの満足度100%をもらうことが出来ました。

でもこれは、私のファシリテーションというより、良い雰囲気と話しやすい場を作ってくださった参加者の皆さんが、相互にワークショップの学び合いを高めてくれたおかげです。ワーク中の皆さんの話を聞いていた私自身も学びが深まりました。

ワークショップは、参加者もファシリテーターも両方が楽しめる場なのだな、と参加しているだけではわからなかった新たな魅力を知ることが出来ました。

開発会議も白熱したものに!
実は私は9月末から青年海外協力隊に参加することになっており、その前の語学訓練のために6月末で事務局ボランティアを終了します。このブログを書くことが、事務局での私の最後のお仕事です。

ボランティアを終える前にファシリテーターとして自分でも納得できるワークショップが出来たことは、私にとって大きな自信になりました。協力隊で行くキルギスでも、参加型な活動を心掛け、現地の方々と学び合って成長できたらいいなと思っています。

最後に…。DEARでボランティアをさせていただいていた9か月間は、新鮮なことが多く充実した日々でした。また、DEARの事務局スタッフ、ボランティア、役員や会員、イベントで知り合った方々はそれぞれが、私の目指したい未来の憧れの存在でした。本当にありがとうございました。
(報告:木村)

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