実践報告が続々と届いています!教材「COVID-19とわたしたち」

こんにちは。スタッフの八木です。
DEARでは4月15日(水)に「新型コロナウイルス感染症とわたしたち」という教材を発行しました。ダウンロードは450件以上となり、すでにあちこちで実践をしてくださっている声が届いています。本日は、自主イベント・中学1年生・大学サークルからの3件のレポートをご紹介します。

1.オンラインで「聞こう・話そう コロナな日々」

元DEARンターンの雫石まどかさんが主催で、5月2日(土)にオンライン・イベントとして開催されました。南米在住者も含めて、各地から様々な職業の方が参加して、2時間たっぷり、話し合いました。

参加者の直井薫子さんがグラレコをしてくれました

実施したのはワーク1「わたしの気持ち」とワーク3「様々な意見・情報」のふたつ。ZOOMを使って2グループに分けて話し合った後、メイン・セッションに全員戻って全体共有しました。Jamboard(googleのアプリ)を使ってのグラフィック・レコーディングもありました!

アフタートーク(右下)では「ゴールや結果を求めず、こういった多様な人と話す場をつくりたい」という話にみんなが共感していました。「このワークショップのゴール設定は?成果物は?」ということも必要な場面があるかもしれませんが、「まずは、自分の気持ちを話す、ほかの人の声を聴くことがよかった」という声がたくさん出ていました。「次は職場でやりたい」「次は子どもも!」という声もありました。
最後にはDEARへの寄付も呼び掛けてくれて、参加者の方から複数のご寄付がありました。雫石さん、参加者のみなさん、ありがとうございます。

2.中学1年生の授業で「新型コロナウィルスと私」

新潟県の小黒淳一先生が、再休校前の4月24日(金)に授業を実施し、その様子をまとめた「学級たより」を送ってくださいました。ワーク1「わたしの気持ち」、3「様々な意見・情報」、4「これからの世の中」を実施してくださいました。

中学1年生、色々なことを考えています!

「様々な意見・情報」を読んで、このような意見が出たそうです。
  • 僕は「3つの感染症」という記事が印象的でした。感染するのは怖いけど、感染者が差別されるのはおかしいと思います。
  • 世界で約15億人もの学生が影響を受けていることを初めて知り、びっくりしました。
  • 医療に関する記事は自分が予想していたことでした。もっと早急な対策が必要だと思います。
  • 新型ウィルスの影響で、どうして暴力が増えてしまうのか不思議に思いました。
  • 二酸化炭素の記事が印象的だった。二酸化炭素が増え続けて地球そのものが大変な状況の中で、二酸化炭素が減ったのは新型ウィルスのおかげとは言えないが、いいことだと思う。
「今後の日本や世界について、たくさんの意見を聞けてよかった」、「今、新型ウィルスで世界が混乱しているけど、その中でも私たちは今どうすればいいのか、これからどうなっていくのかなどを考えることができてよかった」という振り返りの言葉が、とても嬉しいです。小黒先生、ありがとうございました。

3.奈良教育大学ユネスコクラブ オンライン・ワークショップ

大学サークルで、オンライン・ワークショップを2回実施してくださいました。
授業がまだ始っていない中、新入生も参加してくれたそうです。
奈良教育大学ユネスコクラブのみなさん、ありがとうございます!
(報告:八木)

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