REPORT 「アフリカDAY アフリカで遊ぼう、学ぼう」@フリースペースえん

こんにちは🎄DEAR事務局スタッフの内野改め松川です🙋

神奈川県川崎市にある「川崎市子ども夢パーク」内にある「フリースペースえん」。こちらで12月4日(月)に「アフリカDAY アフリカで遊ぼう、学ぼう」を実施しました🌍(前回の「考えよう!鬼の気持ち、桃太郎の気持ち」はこちら


DEARでは、1年に5回、えんで参加型ワークショップを実施するという「講師派遣」のお仕事を2014年から続けています。この日はアフリカを遊び、味わい、学ぶ、アフリカDAY🎉おじゃましたメンバーは、子連れで参加してくれたボテンティアのお二人のほか、「アフリカ理解プロジェクト」代表で数日前にアフリカから帰国したばかりの白鳥くるみさんや、海外協力隊OB(ケニア)含むDEARスタッフ4名、オンライン組2名の総勢9名。


まずは、ガールスカウト東京36団のアフリカチームが作成した「アフリカかるた」でスタートです!


チオピアは 人類発祥の地の ひとつ】 

スクスが 金曜のランチ モロッコ】

ワンダで 「ムラホ」の意味は こんにちは】


札をとったら、その国を表す写真を選びだし、白地図上で場所を探します。


「どうしてエチオピアが人類発祥の地ってわかるの?」「クスクスってどんな食べ物?」「なんでルワンダの写真には義足が映っているの?」

子どもたちから湧き上がる質問に、アフリカ通のスタッフが答えていきます。


カルタにかいてある国旗をみて、「なんか似ている国旗が多いね」と子どもたち。

すかさず、くるみさんより「エチオピアの国旗分かるかな?」と質問が。

緑と黄色と赤の国旗をすぐに見つける子どもたち🚥


くるみさんによると、19 世紀末、エチオピアは2度にわたるイタリアの侵略を退けたそうです。当時、アフリカ大陸がヨーロッパ諸国に植民地支配されていた時代において、それは驚異的な出来事で、エチオピアは独立を守り抜いた国として一目を置かれている存在ということです👀そのエチオピアの強さにあやかり国旗を真似た国が多いとのこと🚦

「エチオピア、かっこいい!」「なるほど、だから、緑と黄色と赤の国旗が多いのか!」


カルタの次はカンガタイム!

色とりどりのカンガを纏う時間です💃ワクワクしますねー💗

わたくしお恥ずかしながら「カンガ」を知らなかったのですが、タンザニア、ケニアをはじめ、東アフリカの生活に欠かせないとってもカラフルな一枚布のことなんですね!


赤ちゃんのおくるみやおんぶにも。生まれてから亡くなるまでカンガと共にあるそう。


事務局長・中村(左)はドレス風に。さすがくるみさん、いろんな着方をご存じ!


しんちゃんと松川は、ポケットありのエプロン巻き!


最後はお菓子でクイズタイム!

エチオピアから帰国したばかりのくるみさんが、現地のお菓子をたくさん持ってきてくれました🍪🍭🍩

誰が、どんな時に、何の材料で、どんな想いを込めて作るのか。一つのお菓子からたくさんのことが学べますね✨胡麻のお菓子、ほろ苦くて美味しかったな😋


お菓子を味わいながら、絵本の紹介も✨


新米DEARスタッフのわたくし、カンガどころかアフリカのことを知りません。このワークショップで、「これっぽっちも知らないわたし」というスタート地点に確かに立ち、アフリカに行ってみたい、もっと知りたい、というはじめの一歩を確かに踏みました👣


えんでのワークショップには、大きな目的が3つあります。

1.世界の多様性や文化、価値観を知り、もっと知りたいと思う

2.世界の格差や構造、問題点にも目を向け、日本の生活を振り返る

3.問題を様々な視点から考え、問題解決に関わろうと思う


もっと正直に言ってしまうと、私は沖縄のことも、韓国のことも、パレスチナのことにも関心がなかったし、無知でした。パレスチナがこれほどの惨状になって初めて関心を持ち、駆り立てられるように今学んでいます。


問題の構造に関心を持ち、様々な視点から学び考え、問題解決を探り関わり続けようとする歩みのはじめの一歩が、世界の多様な国や文化に興味を抱くことなんだ、と痛いほど感じています👣


触り、纏う。見て、味わう。耳を傾ける。

今回の「アフリカDAY」のように、五感を通して、その国の手触り、温度、味、音、色を鮮やかに立ち昇らせること。そして、その国に生きる人々に想いを馳せること。それは、この世界に平和を作る、そのことに他ならないと改めて感じる時間でした🙏


次回のレポートもどうぞお楽しみに。松川でした!

(報告者:松川清美)



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