YMCA地球市民研修会 その1















8月22日~28日まで、日本YMCA同盟主催の
「地球市民教育カリキュラム研修会」
が開催され、私も御殿場の東山荘に1週間滞在しました。

日本全国から25名、中国、香港、台湾から20名が集まり、
地球的課題や地域の課題について議論し、ワークショップやフィールドトリップ
を通して理解を深め、各自行動計画を作って共有しました。

1年以上前に持ち上がったこの研修会の企画に、参加させていただきました。
5月に応募が始まり、参加者は事前に課題図書を読み、レポートを
書き、リソースパーソンにフィードバックをもらいました。
さらに、研修後は行動計画を実施し、レポートを書くことが課せられています。

ここまで、徹底したのは、地球的課題について学んだ上で、
継続的に、自分の活動や地域の活動に活かしていくために、
どうしたらよいか、を考えた結果でした。

DEARからは、上條さんや田中治彦さんにも協力いただきました。
上記は100人村のワークショップの様子です。
その後、貿易ゲームもおこない、以下のような声が挙がっていました。

地球市民について学んでいるのに、金儲けのために必死になっていた自分に
気づき愕然とした(先進国チーム)

誰にも相手にされず、孤独を感じたし、世界の矛盾を感じた(途上国チーム)

参加者はYMCAのスタッフやリーダー、学生たちで、
国を越えても打ち解けるのは早く、
10代、20代の若者のパワーとエネルギーを
見せてくれました。

今回のプログラムの進行は全て英語で行いました。
少しシャイだったり、英語があまり得意でない参加者も
積極的に頑張っている姿が印象的でした。

特に、安心して気持ちや経験を共有するために、
全体を5つに分けてホームグループをつくり、
毎日、集まって振り返りの時間をつくりました。

最後の行動計画の共有もホームグループで支えながらおこなったのは
とてもよかったと思います。

中村


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