対立から学ぶワークショップ 山形

国際ボランティアセンター山形(IVY)の阿部眞理子さんに呼んで頂き、12月12日‐13日の日程で「対立から学ぶワークショップ」を行いました。参加者は地元の先生方や、NGOスタッフそしてIVYの地球子どもキャンプのリーダーたち総勢26名。
 最初はちょっと緊張した面持ちで開始。その後、「共通点探し」で一気に打ち解けられたことがとても印象的だった。こちらがアイスブレークしたつもりでも、やはり本当に場が和むのは時間がかかることを実感。今回は説明は後回しにして、先にワークをいれた。いつものとおり、ワークをやっても、参加者によって受け止め方が違う。今回は少しゆっくり目だったけど、それがよかったと思う。
 ニーズの深め方はやはり難しく、いろいろ例を出して説明した。そして、宿題を出して終了。終わったあとは、リーダーたちと楽しく夕食会で、元気一杯で素直なリーダーたちから元気を一杯もらいました。

2日目は、リスニングの練習から。「3者リスニング」で、気持ちを認め、パラフレージングの練習をするが、特にパラフレージングはわざとらしく見えてしまうのか、行うタイミングが難しいようだった。時間があれば、何回か練習できるとよいのかもしれないと改めて思う。そして、アサーティブネスの練習。ロールプレイはやっぱり方言がよいですね。みんな迫真の演技だった。

 そしてそれぞれの対立の分析を3人で行う。メンバーからたくさんの質問をしてもらい、ニーズや気持に気づいていく。
「とてもよい質問をしてもらって、気づかなかったニーズに気づいた」「別の方向から物事を見られた」「話すのは苦手だけど、聞いてもらうとすっきりした」という感想を出してくれた。




                       対立の分析の様子


 参加者から「学んだことをどのように日常に活かしていけるのか」と質問があった。
私が思うのは、「日常生活にある対立をネタとして楽しんでしまうこと」でしょうか。
「今、イライラしているなあ」「私認められたいんだなあ」と思いながら、「きっとこんな言い方する相手も認められたいんだろうな」と思うと、ちょっと楽になります。なあんて、自分もいつもできているわけではないですが。
 とにかく、今回は、参加者のみなさまに助けられて、私もとっても楽しかったです。参加者の半分を占めた地球子どもキャンプのリーダーたちも冬休みのキャンプで実際に子どもと接するときにどうすればよいか、という課題を持って積極的に参加してくれたのがとてもよかったです。
 また、阿部さんがリーダーを根気よく見守る姿勢はとても素晴らしいなと思いました。キャンプ頑張ってくださいね。今回呼んでいただいてありがとうございました。また何かやりましょうね。
(中村)

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