DESSのmarket placeでも人気だったという「地球の食卓」のワークショップをつづけて2つ紹介します。まずは、都内の公民館で行われた親子参加のワークショップを。
小学校低学年の参加者が多かったため、『写真で学ぼう!地球の食卓 学習プラン10』の「いただきます」と「おやつで元気!」のアクティビティをアレンジしたプログラムを作成。
恥ずかしがり屋さんの子どももいて、初めて会う人達が多いなかでうまくグループワークができるか少し心配しましたが、親と一緒の参加ということもあり、徐々に慣れてきて、みんなの前で発表はできなくてもグループのメンバーに意見を伝えたり、代表して写真を前に貼りにきてくれたりしてくれ、私も嬉しい思いを抱きながら進めることができました。
最近、親子参加のワークショップを担当することがちらほらとあるのですが、小さい子も参加でき、学校でやったり、大人だけのワークショップでは味わえない小さな喜びの瞬間が多々あり、いいですよ。
また、参加した親(開発教育をまったく知らない大人の皆さん)が「こんな教育があるのか」「子どもにこんなふうに問いかけるとよいのか」と思ってくださる方がいたり、家に帰ってからも学んだことについて会話する相手がいるのが大きな魅力だと思います。
【子ども達の感想】
- 写真の中からちがう国の食べ物を書くのが楽しかったです。
- おやつがおいしかった。どの国かがわかってよかった。写真を見て,トルコが一番いきたくなった。
- ふしぎな食べ物がたくさんあった。同じアジアでも食べ物がちがった。
- いろいろな国のそれぞれ大切に思っていること,考え方を知ることができてよかった。おやつも美味しかったです。次の機会も楽しみにしています。
- 日本にいると「違う」ものの文化に直接ふれる機会がありません。たべものから広げていくことで,子どもはすぐさま興味が持てたようです。おふろにはった世界地図の中のいくつかを身近に考えられ楽しかったです。少しずつこういう機会を重ねられるとよいかなとおもいます。
- 食を通して,世界の宗教などにもふれることができ,とても良い刺激を受けました。また,ワークショップの運営の仕方が子どもに発言や考えることを上手にうながしていて,とても素晴らしいと思いました。とても勉強になりました。
http://www.dear.or.jp/case/index.html
(宮崎)
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