11月4日(水)、フリースペース「えん」での連続ワークショップ、第3回目を行ってきました!
回を重ねるたびに、子どもたちと深い議論ができるようになってきましたが、今回は、ずっと一緒に考えてみたかった「自分らしさ」をテーマとして設定しました。
ながれは以下のように作りました。
回を重ねるたびに、子どもたちと深い議論ができるようになってきましたが、今回は、ずっと一緒に考えてみたかった「自分らしさ」をテーマとして設定しました。
ながれは以下のように作りました。
- 導入「女性らしい顔」「男らしい顔」を見比べてみよう。
- 50色の折り紙から、「自分の好きな色」「自分を表す色」「○○さんのイメージの色」を選ぶ。
- カラフルなクッキー「ステンドグラス・クッキー」を食べながら休憩。
- NHK映像「男らしさ、女らしさって何?」を観る。
- ゲスト竹内清文さんとお話しタイム。「セクシュアリティの三要素」をやってみる
まずは、この写真をご覧ください。
そうなんです。これは、フェイス・ファクトというウェブサイトで「女っぽい顔」(写真左)、「男っぽい顔」(写真右)、に変形させた写真なのです。
何人かの人物の写真を変形させた写真を用意して、「どっちが好み?」「どっちの方が好印象?」と聞き、せーの、で指をさしてもらいました。
わいわい盛り上がり、それぞれ自分がそう思う理由を話しました。
私のブラジル人の女友だちは男っぽく加工されたものを選んだ話とその理由を紹介しました。
みんな、好みはいろいろです。
わいわい盛り上がり、それぞれ自分がそう思う理由を話しました。
私のブラジル人の女友だちは男っぽく加工されたものを選んだ話とその理由を紹介しました。
みんな、好みはいろいろです。
次に、50色の折り紙を机いっぱいに広げます。
とても綺麗です。
この中から、「自分の好きな色」「自分を表す色」「友だちのイメージの色」を選びました。
「○○ちゃんのイメージは薄いピンク色かな」
「僕はよく着ている服のイメージで、水色」
「どの色の感じも薄くて統一されてるね!」
NHK for Schoolのビデオ『男らしさ、女らしさって何?』を観たあとに、今日のゲストである竹内清文さんの登場です!まずは、「セクシュアリティーの三要素」をやってみました。
※参考図書『LGBTってなんだろう』
「からだの性」
「こころの性」
「好きになる性」
「こんな風に考えると、こころの性は中間あたりかな~」
「男だから好きになるとかじゃなくて、好きになった人が男だっただけでしょ」
「この線の上には乗らない、いつもコロコロ動いている感じだな」
キヨさん(竹内清文さん)の場合は、どうでしょう?
ご自身について、紹介してもらいました。
キヨさんの「からだの性」は男性、「こころの性」も男性、「好きになる性」も男性です。小学校高学年のときに男の先生に憧れを抱いたことで気が付いたこと、大きくなるまで誰にも言えなかったこと、大学生のときに自分と同じような仲間を見つけたことなどをお話ししてもらい、たくさんの質問にも答えてもらいました。
アメリカ、カリフォルニア州に住んでいたときには、みんな違っていてるのが当たり前で、それぞれの意見やスタイルがあったそうです。
「例えば、カフェに入って、一人がオレンジジュースを注文すると、隣りの人はビール、その隣りの人は水、その隣りの人は何も飲まない、っていうことになったりするんだよ」
日本だったら、どうでしょうか?
隣りの人がビールを頼んだら、私もつられてビールを注文してしまうかも…。大して飲みたくなくても…。そんなことをふと思ってしまいました。
「例えば、カフェに入って、一人がオレンジジュースを注文すると、隣りの人はビール、その隣りの人は水、その隣りの人は何も飲まない、っていうことになったりするんだよ」
日本だったら、どうでしょうか?
隣りの人がビールを頼んだら、私もつられてビールを注文してしまうかも…。大して飲みたくなくても…。そんなことをふと思ってしまいました。
キヨさんのお話をみんなで長いこと聞いていました。キヨさんのハッピーな雰囲気が楽しい空間を作っていました。
キヨさんのメッセージは、「どんな自分もそのままでOK!」。
それが子どもにも大人にもダイレクトに伝わってきました。
こんな風に誰しもが、違って、自分らしくいれることがとても大切だよな、と心から感じた回でした。
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