伊藤忠商事で「身近なモノから世界を知るSDGsワークショップ」

2月19日(金)、伊藤忠商事株式会社様からのご依頼で、企業研修を実施しました。参加したのは、グループ企業の広報やCSR担当の方々、約100名。DEARの中村&八木がファシリテーターを担当しました。

約100名が参加。15グループでワークショップをやりました。

テーマは、「身近なモノから世界を知るSDGsワークショップ」。教材『パーム油のはなし』をつかったワークショップを実施した後、「パーム油」をめぐる課題をふりかえりながら、「SDGs(持続可能な開発目標)」について、SDGs達成と企業活動の関連性についてお話ししました。

総合商社で「パーム油」を扱った研修の機会を得られるとは、嬉しいことでしたが、近い分野でお仕事されている方も多くいらっしゃるはず‥。

事前の打ち合わせでは「このテーマで、本当に大丈夫でしょうか?」とお尋ねしてしまいましたが、伊藤忠商事のCSR・地球環境室の皆さんは、「仕事とのつながりを見出しやすいし、SDGsについて知る入り口にもなるので、よいと思います。ぜひ、やりましょう」と背中を押してくださいました。

ワークショップ『パーム油のはなし』。ロールプレイでは熱い議論が‥!

当日、初対面の方も多くいらっしゃったものの、はじまってみれば、グループ内で協力し、話し合い、アイデアを出し‥と、とても積極的に参加してくださいました。

終盤の話し合いでは、ご自身の業務と関連付けながら、課題解決のための具体的な取り組みについてやりとりされる様子がとても印象的でした。

参加された方々からは、以下のような感想をいただきました。
  • ワークショップで色々な方の意見を聞き、自分にはない発想だと思いました。
  • 「身近なものから社会課題を見る」とありましたが、ここまで深堀できるとは思っていませんでした。
  • 様々な立場での考え方の違いを学ぶことができた。食糧を扱う者としても、安定供給に尽力頂いている方々の想いを伝える必要があると感じました。
  • これを機に、当社でできることを考えて行きたいと思います。
  • 遠いテーマのようでありながら、議論を重ねると身近なテーマで、議論のしがいがありました。
  • パーム以外にもテーマを広げてほしい。当社でも実施したい。
「SDGs」についてご紹介して終了。

SDGsのそれぞれの目標は、企業にとっては「足かせ」のように感じられることもあるかもしれませんが、身近な業務の中から取り組めることも多くあり、それは、SDGs達成のために貢献できるチャンスが多くあることを意味します。

講師として参加したわたしたちも、社員の方々の発言を聞きながら、企業の持つ可能性を十分に感じることができました。
(報告:八木)

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