4月16日(土)は「世界一大きな授業2016」のキックオフの日。横浜YMCAのご協力を得て「世界一大きな授業のすすめ方」実践者のためのワークショップを開催しました。ファシリテーターは、教材作成者でもある、DEARの星と八木が担当しました。
当日は、高校生、大学生、先生(高校の先生が多かったです)など、40名弱が参加。「世界一大きな授業2016」の公式教材には、6つのアクティビティが収められていますが、その中から以下の5つのアクティビティを実施。その後、実践の場面に分かれて、意見交換をしました。
やってみてよく分かったのですが、今年の教材で特別にご提供している動画がすごくいいです!これは、ドキュメンタリー映画『わたしはマララ』から編集したクリップ映像なのですが、内容にぴったりで、上映をはじめると教室の雰囲気がガラリと変わり、みんな、吸い込まれるように動画に観入っていました。
動画の中で語られるマララさんの言葉と、ストーリーの力強さに、その後の「わたしの気持ち」や「ランキング」も、充実した話し合いに展開していきました。動画、おすすめです。
参加された方の感想をご紹介します(抜粋)。
また、今年は、授業の後にできるアクションとして、マララさんの呼びかけにこたえて国会議員に意見を伝える「Raise Your Voice!(レイズ・ユア・ボイス!=声をあげよう)」の方法もご紹介しています。
今年のキャンペーン期間は5月31日(水)まで。
まだまだ参加申込みを受付けています!ぜひ、申込みをして、「世界一大きな授業」を実施してください。
(報告:八木)
●「世界一大きな授業」とは…
「世界一大きな授業」は、世界100カ国で子どもたちと一緒に教育について考える世界規模のイベントです。
現在、世界で小学校に通えない子どもは5,780万人、読み書きができない大人は7億8,100万人もいます。ミレニアム開発目標で定められた「初等教育の完全普及」は残念ながら達成されませんでしたが、2015年9月に国連総会で2030年までの新しい目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、2030年までにすべての子どもが質の高い就学前教育、初等教育、中等教育を受け、大人の識字率も大幅に改善することが新たな目標として掲げられました。
2015年の「世界一大きな授業」には全都道府県から7万2463人が参加し、過去最高の人数となりました。2016年も4月16日(土)~5月31日(火)に実施します。世界では100か国以上が参加し、参加者の声を各国政府に届け、教育政策に反映するように働きかけます。
http://www.jnne.org/gce/
・主催:教育協力NGOネットワーク(JNNE)
・「世界一大きな授業」はJNNE に参加する次の団体が実施しています:オックスファム・ジャパン、開発教育協会、グッドネーバーズ・ジャパン、シャンティ国際ボランティア会、日本YMCA同盟、プラン・ジャパン、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、ラオスのこども
当日は、高校生、大学生、先生(高校の先生が多かったです)など、40名弱が参加。「世界一大きな授業2016」の公式教材には、6つのアクティビティが収められていますが、その中から以下の5つのアクティビティを実施。その後、実践の場面に分かれて、意見交換をしました。
- クイズ
- 識字(コップの水を選んで飲むシミュレーション)
- 教育と資金(リボンをつかったシミュレーション)
- 行動する子どもたちのストーリー(マララさんの動画+エッセイ)
- ランキング(アクティビティ6に収録)
教育と資金:リボンをつかったシミュレーション |
動画の中で語られるマララさんの言葉と、ストーリーの力強さに、その後の「わたしの気持ち」や「ランキング」も、充実した話し合いに展開していきました。動画、おすすめです。
沖縄在住の高校生もスカイプで参加! |
- 水やリボンなどで体験できる授業で、とてもよかったです!マララさんのように教育について訴えかけている人は他にもいるのかを知りたい。もっともっと世界に訴えかけていくために、自分たちはなにができるか、考えていきたい!(高校生)
- 軍事費と教育費の違いに非常に驚きました。アドボカシーなど、知らなかったことを知ることができ、よかったです。(大学生)
- いろいろな立場の方々と意見交換できてよかったです。自分の学校でも3年目の取り組みになりますが、今回は330名の1年生と一緒にやります!不安もありますが、ひとりでも多くの生徒に興味を持ってもらえるよう、がんばります。(高校教員)
- マララさんのスピーチを初めてしっかり聞いて、涙が出そうになった。
- 日本や他国の援助の状況や、その成果が実態としてどうなのか、もっと知りたいし、知らなければならないと思った。
- ファシリテーターの投げかけにより思考が変化することに気付いた。自分だったらどうするか、を考えながら参加しました。(教員)
- 日本ではまだまだ開発への関心がムーブメントになっていないのが、現状なのだなというのをあらためて感じました。今後、キャンペーンを多くの人の力を集めてムーブメントへと変えていくことが大切だと思いました。(高校講師)
また、今年は、授業の後にできるアクションとして、マララさんの呼びかけにこたえて国会議員に意見を伝える「Raise Your Voice!(レイズ・ユア・ボイス!=声をあげよう)」の方法もご紹介しています。
今年のキャンペーン期間は5月31日(水)まで。
まだまだ参加申込みを受付けています!ぜひ、申込みをして、「世界一大きな授業」を実施してください。
(報告:八木)
●「世界一大きな授業」とは…
「世界一大きな授業」は、世界100カ国で子どもたちと一緒に教育について考える世界規模のイベントです。
現在、世界で小学校に通えない子どもは5,780万人、読み書きができない大人は7億8,100万人もいます。ミレニアム開発目標で定められた「初等教育の完全普及」は残念ながら達成されませんでしたが、2015年9月に国連総会で2030年までの新しい目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択され、2030年までにすべての子どもが質の高い就学前教育、初等教育、中等教育を受け、大人の識字率も大幅に改善することが新たな目標として掲げられました。
2015年の「世界一大きな授業」には全都道府県から7万2463人が参加し、過去最高の人数となりました。2016年も4月16日(土)~5月31日(火)に実施します。世界では100か国以上が参加し、参加者の声を各国政府に届け、教育政策に反映するように働きかけます。
http://www.jnne.org/gce/
・主催:教育協力NGOネットワーク(JNNE)
・「世界一大きな授業」はJNNE に参加する次の団体が実施しています:オックスファム・ジャパン、開発教育協会、グッドネーバーズ・ジャパン、シャンティ国際ボランティア会、日本YMCA同盟、プラン・ジャパン、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン、ラオスのこども
盛会で良かったですね。沖縄の高校生はえらい。三宅隆史
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