「YMCA地球市民育成プロジェクト2016」レポートその(1) 国際色豊かな参加者たちとの1週間

DEARで7月からボランティアをさせていただいている中川です。よろしくお願いします!

さて、今年の8月29日~9月4日にかけて御殿場で開催された「YMCA地球市民育成プロジェクト」にボランティアとしてお手伝いに行ってきました。

私が参加したのは中4日間(30日~2日にかけて)でしたが、たくさんの日本人参加者と海外参加者とが全日程英語で行うプログラムは、ハードながらもとても充実したものになったのではないかと思います(フィールドワークやワークショップなどについては長くなりそうなので別記事でまとめます)。


台湾、香港、韓国、中国、カンボジア、東ティモールから参加者を迎え、日本からも高校生や社会人まで、幅広い年齢の国際色豊かな参加者がごちゃ混ぜになって過ごした一週間。

最初のうちは他の人の意見に耳を傾けつつ、自分の意見を自分の言葉で発信していくことに難しさを感じていた参加者もいたようでした。ですが、お互いを語学力の面からも生活の面からも積極的に助け合うことで、プログラムの中ではディスカッションの時間が足りないとブーイングをしばしば受けるほどになっていました。(笑)

ワークショップやグループディスカッション、フィールドワークなどを通して、いままで知らなかったことや強く衝撃を受けたこと、他人の意見を聞くことで見えてきた新しい視点など、多くを学び獲得することが出来ました。

また、これまで関心を持っていなかった新しい問題について考えるようになった参加者や、今まで自分が持っていた考え方と他の人との考え方が全く違ってモヤモヤしている参加者などの様子も垣間見ることが出来ました。

グループによっては、一日の終りに少し集まる時間を設け、その日感じたことや消化不良な事などを話し合っている所もあり、合宿形式ならではの良さだなあと感じました。

残念ながら最終日の各個人のアクションプラン発表をわたしは見ることができませんでしたが、ひとりひとりが視野を広げ、ひとりよがり(私たちよがり)でないアクションプランを計画してくれたのではないかと思います。


これから4回に分けて、プロジェクトの様子をレポートしていきます。

また、YMCA Global Citizenship Projectのfacebookページにプログラム中の様子や写真など掲載されているので、ぜひご覧ください。
(中川)

※DEARは本プロジェクトの企画・準備、講師として協力しています。

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