ソーシャル・アクション・クラス2016 第4回レポート

ソーシャル・アクションクラスのコーディネーターの田中(開発教育パフォーマー)です。

10月28日(金)に「ソーシャル・アクションクラス~自分をソーシャルにする!開発教育ワークショップ~」の第4回目を行いました。第4回目の進行は近藤牧子さんです。

▼アイスブレーキング

アイスブレーキングの担当は、関さんと七宝さんです。はじめに、グループの中で「わたしの今年の一大ニュース」を一人ひとつずつ発表。就職が決まった、仕事を辞めた、留学した、初海外‥などなど、いろいろなニュースが出ました。

「きーん・こーん・かーん・こーん♪」とチャイム(口頭)ではじまりました
その後、進行役の2人から「ここは、ソーシャル・アクションを考える場なので、社会のことに目を向けてみましょう」との言葉があり、2016年に日本と世界であった出来事のカード13枚が配られました。そこに書かれているのは、「電力自由化スタート」「イギリスEU離脱」「北海道新幹線開通」「18歳以上による国政選挙スタート」「G7広島訪問」などなど。

それをグループで話し合いながら、起こった順番に並べる‥というワークをやりました。出来事にまつわる話もできて、とってもたのしいワークでした(正解率は低かったですが)。

「今年の出来事」カード並べ‥む、むずかしい!
▼宿題の共有

盛り上がった、アイスブレーキングの後は、前回の宿題「なにか継続してやっていること、きっかけと継続の理由」を3つのグループに分かれて行いました。

宿題の共有では、各グループでそれぞれの発表を興味深く聞いたり、質問したりして盛り上がっていました。共有の後は、各グループでどのような話があったのかを発表(以下一部抜粋)しました。
  • やっていて楽しいというモチベーションや自分の夢や達成感とつなげることが大事。
  • 普段、たとえば事務作業など一人でやることが多い人は、人との関わりや人と一緒にできることをやっている(合唱など)し、また、いつも人と一緒の仕事の人は、個人でできること(ジクソーパズルなど)をやっていた。
  • 継続していくには、日々の意識の切り替え、ポジティブな気持ちや自分の時間が必要。
▼アクションの事例紹介

「作戦会議」の前に、コーディネーター自身が、これまでにやったことのあるアクションや昨年の「ソーシャル・アクションクラス2015」で取り組んだアクションなどの事例を紹介しました。
以下いくつか紹介します。
  • ひとりで「水筒」キャンペーン(マイ水筒を持ち歩き、さりげなくアピール)
  • 憲法カフェ(社会問題について、気軽に話し合える場づくりの企画)
  • Facebookで発信(社会問題についての話題をFacebookでシェアをしたり発信)
  • 路上パフォーマンス(社会問題をお芝居や歌にして、路上で発信)
  • いただきますをありがとう(「いただきます)をしている写真を集めて、いただきますを言えることに感謝しよう!というキャンペーンの実施)※アクションクラス2015の事例
  • アンケートの実施(在日外国人についてアンケートを実施)※アクションクラス2015の事例

▼グループに分かれてアクションの検討

アクションの事例紹介の後は、いよいよアクション作戦会議です。

取り組みたいテーマ(多文化共生、教育、自分たちの生活についてなど)や関心のあることを出し合ったり、どのようなアクションが効果的なのかといったことについて、各グループにコーディネーターも入り、話し合いを行いました。


これから、各グループで11月11日(金)からのアクション期間に向けて準備をすすめていきます。次回までに集まって打ち合わせを進めていくグループもあるようです。


最後に次回の宿題として、「関心のあるテーマについて活動している団体や活動について調べてみる」がでました。これからそれぞれのグループどのように活動していくのか楽しみです。コーディネーターも参加者に寄り添いながら、フォローしていきたいと思います。
(報告:田中浩平)

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