ソーシャル・アクション・クラス2016 第5回レポート

ソーシャル・アクションクラスのコーディネーターの八木(DEAR)です。

11月11日(金)に「ソーシャル・アクションクラス~自分をソーシャルにする!開発教育ワークショップ~」の第5回目を行いました。あっという間に、全6回中の5回目!あとは12月3日(土)の最終日まで、グループ毎にアクションを実施する(または、プランを立てる)ことになります。

▼まずは進捗の共有

前回、3つのアクション・グループに分かれて顔合わせをしたのですが、その後はどうなったのでしょうか…?遅れて参加する方が多かったので、まずは全員で輪になって、グループ毎の進捗を共有しました。3グループとも、LINEのグループをつくり、連絡をとりあったり、軽くアイデア出しをしている様子が分かりました。


▼アイスブレーキング

参加者も集まって来たところで、恒例のアイスブレーキング。今回の担当は伊藤さん&髙橋さんです。

2人ずつペアになったところで、それぞれのおでこに、ある「モノ」が書かれた付箋が1枚ずつ貼られていきます。貼られた本人には、書かれている内容は見えません。ペアになった相手に交互に質問しながら、自分が「ナニモノ」なのかを当てるというゲームです。


付箋には「鳥」「ゴリラ」「東京タワー」「シンデレラ」「犬」「ドラえもん」など、あらゆる「モノ」が書かれているので、自分がいったい「ナニモノ」なのか、見当もつきません。想定外の答えや質問が出て、あちこちで笑い声が。最後まで残ったペアにみんなでヒントを出したり、助け船を出したりして、終了しました。おもしろかった!

▼グループ毎に作戦会議

続いて3グループに分かれて、じっくり作戦会議をやりました。各グループのテーマはぼんやりとしているところもありますが、概ね以下の3つになりました。
  • 在日外国人・難民
  • 食・フードロス・ごみ・エコ
  • セルフエスティーム・自分の暮らし
ちなみに、わたしが参加していた「食・フードロス・ごみ・エコ」チームは、こんな話をしていました。
  • できるだけゴミを出さずに、食事をしたい。
  • ゴミというのは、フードロスもそうだし、野菜の皮とか、パッケージなどのゴミも気になる。コンビニ弁当などは、すごいゴミが出る。
  • 野菜の皮は剥かなくてもけっこう食べられる。
  • 大学やバイト先の人は、誰もお弁当を持って来ない。コンビニとかでお弁当を買ってきて食べている。食べきれなくて残すこともある。
  • エスニック料理も魅力的だけど、和食をちゃんとつくれるようにもなりたい。
  • お料理教室をやってみたい!
  • きれいな写真をとって、見た人に「わたしも、やってみたい」と思ってもらえるような。
  • エコな食材、フードマイレージの小さな食材を、買い物するところからイベント化するとか!?
みんな、やってみたいこと、チャレンジしてみたいことはいろいろあるのですが、やはり、形にしていくところが難しいですね。「まずは、関わりたい相手にどんなニーズがあるのか知ってみないとね」「まずは、自分たちで持ち寄るところからやってみようか」と言った言葉が印象的でした。




自分たちでイベント等をやることだけがアクションではなく、自ら「知ること」「体験してみること」「足を運んでみること」もアクションではないかと思います。そして、それを体験に終わらせず「共有」することまでできると、さらによいかも。

どんな「アクション」につながるのか‥?
最終回の12月3日(土)を楽しみにしています。
(報告:八木)

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