『写真で学ぼう!地球の食卓』が「内閣府特命担当大臣賞」受賞!

こんにちは。事務局の八木です。
このたび、教材『写真で学ぼう!地球の食卓 学習プラン10』が、(公財)消費者教育支援センター主催の消費者教育教材資料表彰2017の「内閣府特命担当大臣賞」を受賞いたしました。「内閣府特命担当大臣賞」は今年からはじまった賞なので、栄えある「第1回」受賞者となります。

5月22日(月)の「消費者月間シンポジウム」(主催:消費者庁)で発表があるということで、八木と山本(ボランティア)の2名で出席してきました。

あいさつされる消費者庁の岡村和美長官。「おめでとうございます!」とお声かけいただきました
会場では、とってもたくさんの方に「おめでとうございます」「すばらしい教材ですね」とたくさんお褒めいただきました。以前からDEARの活動を見守ってくださっている方々もおり「第1回目の受賞者がDEARさんで、ほんとうに良かった!」「開発教育と消費者市民教育は絶対につながる日が来ると思っていた」と、嬉しい言葉をいただきました。

国会議員の方々もたくさん出席されていました
懇親会では、今回の賞をくださった内閣府特命担当大臣の松本純議員ともお話しさせていただきました。驚いたことに、大臣はちゃんと教材の中身をご存知で、秘書の方や周りの方に、「これはさ、こうやって使う教材なんだぞ。比較するからこそおもしろいんだ」と説明までしてくださいました。そして、「世界もいいけど、47都道府県の食の多様さや健康度の違いがわかる教材もつくってらどうか」とご提案もいただきました。

松本純大臣より内容に対するするどい突っ込みも…
しっかり、励ましていただきました
東京のウキタ・ファミリーの写真といっしょに
初代の内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全)を務められた福島みずほ議員もいらしていたので、先週の「国会議員のための世界一大きな授業」への参加のお礼をお伝えすることもできました。「あの『授業』もとてもいいし、消費者教育のいい教材も作成してくだってありがとう」とあたたかな言葉をかけていただきました。

審査員の方々からは‥「写真そのものが持つ力を活用することで、教育現場で求められている主体的・対話的な深い学びであるアクティブラーニングが可能であり、オリジナリティにあふれた魅力的な教材である。更に、教員が様々な発想でいろいろな教科、学年に対応して活用できるツールとなっていること」が、高く評価されました。

写真で学ぼう!地球の食卓 学習プラン10』は、200名を越える寄付者の方にご支援いただき、2010年に発行できた教材です。制作には、学校の先生やNGO、専門家の方、DEARのボランティアの方々など、多くの方が関わりました。

写真を撮られたピーター・メンツェルさんやフェイス・ダルージオさん、使ったくださった先生方等、多くの方にご尽力いただいた教材がこのように評価され、本当にうれしいことです。

また、影ながら見守ってきてくださった消費者教育支援センターのスタッフの皆さま、ありがとうございます。


正式な授賞式は6月26日(月)に開催される「消費者教育シンポジウム」となりますので、また改めてご報告します。
(報告:八木)

コメント

  1. 松葉口玲子2017年5月24日 12:20

    八木さま

    このたびは、受賞おめでとうございます!!!
    月曜にはお目にかかれて嬉しかったです��

    私が長年DEARの会員なのは、そもそも消費者教育の視点からDEARの教材開発力や企画発想等の素晴らしさに惹かれたからでした。それだけに今回の受賞は自分のことのように嬉しいです。当時は消費者教育と開発教育の間に大きな壁がありましたが、消費者教育推進法の影響もあって近年急接近していることを実感します。ようやく、つながりが公認された・・という感じです。
    これからもますますのご発展を期待しておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
    このたびは本当にあめでとうございました。

    ★。.☆。..*.・'゜★。..*.・'゜☆"
    松葉口玲子
    matsubaguchi-reiko-vb@ynu.ac.jp
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    横浜国立大学教育学部
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    1. 松葉口先生、月曜日はお会いすることができ、嬉しかったです。本当に、消費者教育と開発教育は「市民」教育という点で、つながりが明確になった感がありました。今後とも、どうぞよろしくお願いします。八木

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