こんにちは。7月に入って蒸し暑さが増したように感じているインターンの山本です。
7月2日に川崎市国際交流センターで行われた「インターナショナル・フェスティバルinカワサキ」(主催:かわさき国際交流民間団体協議会、川崎市国際交流協会)に参加してきました。
約30か国以上の国や地域に関わる約100のグループが出展しており、会場内外は多くの親子でにぎわっていました。DEARはブースの出展とワークショップを行いました。ワークショップでは私に加えて小口と山田の3人でチームワークを発揮しました!
まず、ブースではDEARの教材を展示しました。特に「地球の食卓」の教材に立ち止まる子どもと大人がたくさんいて、写真を通して楽しく話し合うことができました。その写真は世界各国の1家族1週間分の食材とその家族が写っていて、国ごとに家のつくり・家族の人数・食べ物の種類と量・服などの違いを目で見て学ぶことができます。
「この国はどこかな?」と問いかけると、「女の人のおでこに点がある!」「日本人と顔が似ているけど、食べ物と家は違う!」「肉が多いなぁ」など、写真をじっくり見て、国を当てようとみなさん必死になっていました。その後に日本の写真を見せて、世界の食卓と比べて日本の食卓をどう感じるか一緒に考えました。その中でも、日本の食材の多さと金額の高さに驚いていた方が多くいました。
そして、「世界の食卓を知ろう」をテーマに、私たちが普段食べている食べ物と世界とのつながりについてのワークショップを行いました。最初に中国・ナイジェリア・アメリカの国旗を参加者に見せて、どこの国か、そして世界地図のどこにあるかを答えてもらいました。中国とアメリカは子どもたちからすぐに答えが返って来たのですが、ナイジェリアは難しかったようです。ナイジェリアの国旗を初めて見た方も多かったようです。
次に、その国にちなんだクイズをしました。中国では、うなぎの切り抜きを見せて「これは何でしょう?」と聞くと「ヘビだぁ!」「きたなーい!」「うなぎじゃない?」と声を上げる子どもがちらほら。もうすぐ土用の丑の日で、スーパーで売られていることの多いうなぎ。中国から輸入しているのか、それとも日本で育ったうなぎなのかチェックしてみてと促しました。
また、ナイジェリアの主食となる白い塊のフフの写真を見て、「お団子みたい」「おもちにもみえる」と考えていました。キャッサバやヤムイモという種類のイモから作られていて、ナイジェリアの人にとってフフは日本人の主食であるお米のような存在です。
そして、醤油・味噌・枝豆の原料となっている大豆では、どのぐらい日本で作っているのか、どこから輸入しているのか当ててもらいました。日本で作られている大豆がたったの7%で、アメリカから72%も大豆を輸入していることを聞いて驚いていた人がいたのが印象的でした。
クイズのまとめとして、日本を含めた4カ国の穀物自給率について棒グラフを使って読み取りをしました。「どの棒が一番長い?」「一番短いのはどこの国?」「日本はどう?」と質問すると、幼稚園児や小学生も自信を持って答えてくれました。日本は外国から食べ物を輸入していることが理解したように見えました。
最後に、食べ物以外にも服・くつなども世界とつながっていることを話して、今度着る時や履くときに見てみてね、と話しました。ワークショップが終わった後、参加してくれた子どもたちと大豆についておしゃべりをしました。「学校で大豆作ったことあるよ。」「へぇー、大豆ってめっちゃかたい」「このまま食べられるかな?」など、子どもならではの感想を聞くことができました。
今回初めてイベントでワークショップをやってみて、相手とのコミュニケーションの取り方・距離の取り方を学びました。注意を引くきっかけづくり次第で、子どもでも大人でも関心を傾けくれたのが嬉しかったです。相手が興味を持ちやすい要素(食べ物・服・写真)などを分かりやすく説明することの大切さを実感しました。
(報告:山本絵理)
7月2日に川崎市国際交流センターで行われた「インターナショナル・フェスティバルinカワサキ」(主催:かわさき国際交流民間団体協議会、川崎市国際交流協会)に参加してきました。
約30か国以上の国や地域に関わる約100のグループが出展しており、会場内外は多くの親子でにぎわっていました。DEARはブースの出展とワークショップを行いました。ワークショップでは私に加えて小口と山田の3人でチームワークを発揮しました!
浴衣を貸し出している団体がありました。会場には浴衣を着ている人がたくさん!!! |
「この国はどこかな?」と問いかけると、「女の人のおでこに点がある!」「日本人と顔が似ているけど、食べ物と家は違う!」「肉が多いなぁ」など、写真をじっくり見て、国を当てようとみなさん必死になっていました。その後に日本の写真を見せて、世界の食卓と比べて日本の食卓をどう感じるか一緒に考えました。その中でも、日本の食材の多さと金額の高さに驚いていた方が多くいました。
子どもから大人まで、来場者と「地球の食卓」写真について話し合いました! |
次に、その国にちなんだクイズをしました。中国では、うなぎの切り抜きを見せて「これは何でしょう?」と聞くと「ヘビだぁ!」「きたなーい!」「うなぎじゃない?」と声を上げる子どもがちらほら。もうすぐ土用の丑の日で、スーパーで売られていることの多いうなぎ。中国から輸入しているのか、それとも日本で育ったうなぎなのかチェックしてみてと促しました。
また、ナイジェリアの主食となる白い塊のフフの写真を見て、「お団子みたい」「おもちにもみえる」と考えていました。キャッサバやヤムイモという種類のイモから作られていて、ナイジェリアの人にとってフフは日本人の主食であるお米のような存在です。
そして、醤油・味噌・枝豆の原料となっている大豆では、どのぐらい日本で作っているのか、どこから輸入しているのか当ててもらいました。日本で作られている大豆がたったの7%で、アメリカから72%も大豆を輸入していることを聞いて驚いていた人がいたのが印象的でした。
枝豆・しょう油・味噌の写真、全て大豆からできているんです! |
最後に、食べ物以外にも服・くつなども世界とつながっていることを話して、今度着る時や履くときに見てみてね、と話しました。ワークショップが終わった後、参加してくれた子どもたちと大豆についておしゃべりをしました。「学校で大豆作ったことあるよ。」「へぇー、大豆ってめっちゃかたい」「このまま食べられるかな?」など、子どもならではの感想を聞くことができました。
今回初めてイベントでワークショップをやってみて、相手とのコミュニケーションの取り方・距離の取り方を学びました。注意を引くきっかけづくり次第で、子どもでも大人でも関心を傾けくれたのが嬉しかったです。相手が興味を持ちやすい要素(食べ物・服・写真)などを分かりやすく説明することの大切さを実感しました。
(報告:山本絵理)
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