こんにちは、スタッフの伊藤です。
11月22日~24日にかけて新潟の佐渡にお邪魔しました。新穂中学校では授業参観を行ったほか、地域の方々と一緒に「世界一大きな授業」のワークショップを実施してきました。
本事業は、DEARが実施する地域のNGOや開発教育推進団体へのサポート事業の一環で、今回の訪問は、にいがたNGOネットワーク国際教育研究会RING(RING)の皆さんと新潟県国際交流協会のご協力で実現しました。
※JICA受託事業「SDGs達成のための開発教育実践者の育成」プログラム
1日目
初日は、新穂中学校で、RINGの関さんによる「プラスチックゴミの問題から考えるSDGs ~Think Globally, Act locally~」の授業に参加しました。
本教材は、11月2日に実施した「SDGs教材おためしセミナーin東京」で発表したもので、訪問したベトナムのミンカイ村で目撃したプラスチック村のお話から、リサイクルの在り方を見直し、環境問題と日本に住む私たちの関係について考えるものです。
今回は佐渡の中学生を対象としたバージョンで実施し、世界の環境問題について考えた後、佐渡の地域における課題や課題解決の取組みのアイディア出しをしました。授業には、北海道開発教育ネットワーク(D-net)の皆さんも参加し、幅広い年齢と地域からの参加を交えて進められ、新穂中の皆さんは、自分達の地域のことについて生き生きと意見交換していました。
「プラスチックゴミの問題から考えるSDGSs ~Think Globally, Act locally~」の教材は、実践を重ねながら改良を重ねており、今後も各地での出前授業を実施していく予定だそうです。
2日目
翌日は、「Let’s コラボレーション!教育×地域×SDGs」において、「世界一大きな授業」のワークショップを実施しました。
SDG4達成のために自分たちは何ができるか、世界の教育の問題、国内の教育の問題を両方から考えました。特に、国内の教育の問題においては、身近な地域や、自分が関わる現場から考え、SDG4を中心に、SDGsの17のゴールとのつながりを見出し、自分達からできることを考え、日本政府に対して政策提言の手紙を書きました。
後半は、村上市立荒川中学校の増田先生による実践紹介で、生徒とともに地域と連携しながら取り組んできた実践の紹介がされました。
参加者の感想
11月22日~24日にかけて新潟の佐渡にお邪魔しました。新穂中学校では授業参観を行ったほか、地域の方々と一緒に「世界一大きな授業」のワークショップを実施してきました。
トキ交流会館を会場に実施しました。トキが飛来するのを観ることもできます。 |
本事業は、DEARが実施する地域のNGOや開発教育推進団体へのサポート事業の一環で、今回の訪問は、にいがたNGOネットワーク国際教育研究会RING(RING)の皆さんと新潟県国際交流協会のご協力で実現しました。
※JICA受託事業「SDGs達成のための開発教育実践者の育成」プログラム
1日目
初日は、新穂中学校で、RINGの関さんによる「プラスチックゴミの問題から考えるSDGs ~Think Globally, Act locally~」の授業に参加しました。
本教材は、11月2日に実施した「SDGs教材おためしセミナーin東京」で発表したもので、訪問したベトナムのミンカイ村で目撃したプラスチック村のお話から、リサイクルの在り方を見直し、環境問題と日本に住む私たちの関係について考えるものです。
今回は佐渡の中学生を対象としたバージョンで実施し、世界の環境問題について考えた後、佐渡の地域における課題や課題解決の取組みのアイディア出しをしました。授業には、北海道開発教育ネットワーク(D-net)の皆さんも参加し、幅広い年齢と地域からの参加を交えて進められ、新穂中の皆さんは、自分達の地域のことについて生き生きと意見交換していました。
「プラスチックゴミの問題から考えるSDGSs ~Think Globally, Act locally~」の教材は、実践を重ねながら改良を重ねており、今後も各地での出前授業を実施していく予定だそうです。
2日目
翌日は、「Let’s コラボレーション!教育×地域×SDGs」において、「世界一大きな授業」のワークショップを実施しました。
SDG4達成のために自分たちは何ができるか、世界の教育の問題、国内の教育の問題を両方から考えました。特に、国内の教育の問題においては、身近な地域や、自分が関わる現場から考え、SDG4を中心に、SDGsの17のゴールとのつながりを見出し、自分達からできることを考え、日本政府に対して政策提言の手紙を書きました。
後半は、村上市立荒川中学校の増田先生による実践紹介で、生徒とともに地域と連携しながら取り組んできた実践の紹介がされました。
参加者の感想
- 後半の発表からの参加でした。中学校での取り組みをわかりやすく発表していただきました。地域社会(地元)に生かしていけるような取組を考えてみたいと思いました。
- 佐渡でもSDGsを学ぶ機会が増えているようで、とてもうれしくなりました。来年以降も佐渡で開催してほしいです。
- 息子と息子の友人(小6)と一緒にセミナーの時間を共有できたことが何より喜びに繋がりました。自分でも出来ること、考えること、実行することができそうな気持ちになりました。ありがとうございました。
- 友達に「こんな事を知っている」と自慢したい。世界のことに目を向けられた。(小学生の感想より)
- 個人のことだけでなく、地域に対する手段なども学んだ。
- SDGsに対して深まりました。農業分野で具体的に取り組んでいきたいと思います。
- 2部構成で、世界の視点と新潟県内というローカルな視点でSDGsの可能性について考えを深めることができました。行動できるために必要なことは何か、行動できるようにするにはどうすればよいのか、影響や手間を考えると足がすくみそうですが、とりあえず行動してみようと思います。グループワークは体験的に学べてとてもおもしろかったです。
- 眠っている地域資源、リソースに改めて目を向けながら話を聞いていました。SDGsを核にすれば無限のネットワークを構築することが可能だと思いました。帰ってから北海道で早く実践をしたい!と思える時間でした。
私自身、佐渡には初めて行ったのですが、とにかく食べ物がおいしい…!
季節ものの寒ぶりから、脂ののったサーモン、佐渡で作られた野菜や素材をふんだんに使った食事がふるまわれ、食の豊かさを感じました。また、島の高台からは佐渡の畑、森、海の美しさを一望することができ、自然の豊かさも身にしみました。
そして、地域で実践する皆さんをはじめ、RING、D-netの皆さんの人の温かさにも触れた日々でした。
ご紹介した本プログラムは来年も継続して実施予定です。今後も地域で開発教育を実践に学び、いろんな形でDEARとしてできるお手伝いをさせていただきたいと思います。
問い合わせは事務局、伊藤までyito@dear.or.jp。
(報告:伊藤)
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