開発教育ファシリテーション講座2021 懇親会

こんにちは!開発教育ファシリテーション研究会スタッフ&講座修了生のやっさんです。

10月3日(日)に「開発教育ファシリテーション講座2021」 の懇親会が開かれました。

今回はじめて、2か月間の本講座の前半と後半の間に、参加者同士だけでなく、スタッフや修了生も交えて、講座の中では聞けない質問や自由に話ができる場があればということで懇親会を企画しました。

好きな飲み物を片手に乾杯から始まり、アイスブレーキングと9つのトピックからなるマンダラトーク、そして雑談タイムを通して、ゆっくり話を聴き合い、お互いの距離がちょっとずつ縮まっていくひとときとなりました。

懇親会は何で始まるかと言えば...「乾杯」ですね。
私が滞在しているルワンダの言葉、キニアルワンダ語“Ubuzima Bwiza”(「良い人生/健康を」の意味)で乾杯をしました。

好きな飲み物を片手に乾杯!

普段の講座と違い、スタッフ・修了生も一参加者として関わり、受講生も途中参加、退出ありの自由参加でしたが、全体で20名ほどとなりました。

最初のアイスブレーキング「4つの窓」では、グループに分かれ、4つのお題についてお互いに紹介しあいました。それぞれの人となりやこだわりが垣間見られるエピソードを聴くことができ、講座の時とは違う一面を発見したりしました。

アイスブレーキング「4つの窓」のお題

次に、そのままのグループでもう一つのアイスブレーキング「みんなで『わ』をつくろう」を行いました。

制限時間(5分)内に、グループメンバー(4~5名)が画面上で手をつなぎ(足や頭でも可)、輪をつくってスクリーンショット等で写真をとりました。

同じグループでも一人ひとり見えている画面が異なり、ちゃんとできているかはわからないため意外と難しいのですが、すべてのグループで写真をとることができました。さて、出来栄えは…ともかく、みんなで体を動かしつつ、協力してわいわいできました。

アイスブレーキング「みんなで『わ』をつくろう」より

つづいて、3回グループを変えながら、マンダラトークと雑談・ふりかえりを行いました。

マンダラトークとは、事前に集めた訊いてみたい質問やトピックを9つ提示し、グループメンバーで自由にトピックを選んで話します。今回集まったトピックは以下の通りです。

「マンダラトーク」の9つのトピック

Jamboardも使いながら…
1回目はマンダラトークの9つのトピックの中から選んで、
2回目は同様にマンダラトークの9つのトピックから、あるいは話したい話題で話しました。3回目は雑談・ふりかえりとして、9つのトピックにこだわらず、自由に話をしてもらいました。

あるグループはお悩み相談であったり、別のグループではお互いの実践や課題を共有したり、また他のグループでは講座の時と変わらないファシリテーター論議を交わしたりしていました。

マンダラトーク①グループ3のJamboardより

マンダラトーク②グループ3のJamboardより

最後の告知タイムでは、参加者・スタッフが関わっているイベントを紹介し合いました。それぞれのホームとなる個人・団体の企画や活動を聴きながら、あらためて多様な方が集まっていると思いました。

この講座での学びがそれぞれのフィールドでも生かされ、またそこでの学びが講座で共有される学びの相互交流がうまれていく流れが感じられました。

11月3,6,7日に開催するd-lab 2021(第39回全研)でも分科会や自主ラウンドテーブルなど、いろいろな方が関わっています。ぜひぜひご参加ください。


いつもの講座とはちょっと違う、リラックスした雰囲気の中で話したり聴いたりすることでお互いの関係性もまた少し前向きに変わり、来週からの後半に向けて気持ちもリフレッシュされた時間となったのではと思います。

次回は、第4回 「自分とみんなの参加ー開発問題では避けられない!〈合意形成や意思決定〉プロセスからファシリテーションにおける「問い」を考える」を10月10日(日)に実施予定です。(報告:山本)

コメント